ソーシャルワーク世界定義
2012年末から2013年初めにかけて、IFSW事務局長からソーシャルワーク世界定義の見直しに係る第4案となる「The Global Definition of The Social Work Profession」が提示され、加盟国に意見集約を求められました。
社会福祉専門職団体協議会(社専協)[注] では、社専協国際委員会に託した意見の取りまとめ内容を確認し、日本の意見として2013年2月5日(火)に提出しました(詳細はこちらのページをご参照ください)。
その後、加盟国等からの意見や提案を反映し、2013年3月にIFSWの国際執行委員会と国際ソーシャルワーク学校連盟(IASSW)の理事会の双方によって合意された「現時点の文案」(以下「第5案」とする。)が同年4月に提示されました。
今後のスケジュールとしては、この第5案によって、2013年4月~12月までの最終的な協議段階が正式に始まります。この協議の後、IFSWとIASSWの代表が新たなフィードバックを検討し、それに沿って文案を修正します。その最終的な文案が2014年7月にメルボルンで開催されるIFSWの総会およびIASSWの総会に提出され、会員の投票にかけられることになります。
社専協としては、2013年秋には再度意見を表明したいと考えており、社専協構成4団体では、各団体の広報媒体への掲載による周知や本年5~6月に開催される総会、また、7月に開催されるソーシャルワーカーデー2013などの機会も捉え、周知や意見集約等を行いたいと考えております。
ついては、こちらのページ に第5案の社専協国際委員会訳を掲載いたしますので、ご一読ください。
なお、本記事は、社専協構成4団体で共有しておりますが、都道府県社会福祉士会会員の皆さまにおいては、本案へのご意見等がございましたら、8月15日(木)までに電子メール(info@jacsw.or.jp)にて件名を「【SW世界定義案意見】」として、お寄せください。
これまでの経緯は以下をご参照ください。
- ソーシャルワーク世界定義の見直しに係る再検討の進捗状況(2013年2月18日)
- ソーシャルワーク世界定義の再検討の進捗状況について
- 2012年度IFSW総会(ストックホルム)資料(世界定義案)
・原文
・日本語訳(社会福祉専門職団体協議会国際委員会訳)
[注]社会福祉専門職団体協議会は、 (NPO)日本ソーシャルワーカー協会、(社)日本社会福祉士会、(公社)日本医療社会福祉協会、(公社)日本精神保健福祉士協会で構成され、IFSWに日本国代表団体として加盟しています。