活動概要
日本社会福祉士会とはどんな会ですか?
公益社団法人日本社会福祉士会は、「社会福祉士」の職能団体です。
1993年1月に任意団体として設立され、1996年4月に社団法人格を取得し、2014年4月に公益社団法人となりました。
全国47都道府県に社会福祉士会があり、37,000名を超える社会福祉士が、すでに都道府県
社会福祉士会の会員となっています。
私たちは、自己研鑽を積み、力を結集して、医療・保健・教育・司法行政等の関係機関の専門職の人たちと力を合わせ、福祉を必要とする方が、地域で安心した生活をおくれるよう支援しています。
また、本会は、都道府県社会福祉士会に所属する会員が抱えるさまざまな課題に対し、会全体で取り組み、新しい福祉のあり方を見いだしていきたいと考えています。
具体的な活動内容は?
大会・学会
「全国大会」で全国の仲間と交流
毎年1回開催される全国大会。基調講演シンポジウム等をとおして、最新の福祉動向にふれるとともに、多くの仲間との交流の場をもっています。
調査・研究
「社会福祉士学会」で実践・研究の成果を共有
全国大会と同時に開催されます。テーマに沿った分科会ごとに実践に基づく研究の成果が発表されます。
都道府県社会福祉士会の会員が行った研究をまとめた研究誌「社会福祉士」を発行(年1回)
投稿論文や社会福祉士学会のプログラムなどを掲載しています。
よりよい福祉を推進するための委員会活動
本会内に、テーマごとに委員会を組織しさまざまな研究調査を行っています。
研修
「生涯研修センター」が自己研鑚をサポート
本会は、都道府県社会福祉士会に所属する会員が倫理綱領に基づいた相談援助活動が行えるよう必要な知識、技術の専門性と倫理性を常に向上させるための生涯研修制度を設けています。
生涯研修制度には、都道府県社会福祉士会に新たに入会した会員が必ず受講する「基礎課程」と、社会福祉士に共通して必要な内容である「共通研修」と特定の領域による専門的な内容である「分野研修」で構成する「専門課程」があります。
生涯研修制度の実施にあたっては生涯研修センターを設置し、さまざまな研修会の実態や研修情報等の提供を行い、都道府県社会福祉士会に所属する会員の自己研鑽をサポートしています。
さまざまな研修を開催
成年後見人を養成する研修、障害者の地域生活支援を実践するために必要な力量を養成する研修、保健医療分野で管理能力を有する熟練したソーシャルワーカーを養成する研修、地域で開業し、実践をつむ独立型社会福祉士を養成する研修、この他全国47都道府県社会福祉士会でさまざまな研修を開催。
実践
権利擁護センター『ぱあとなあ』が社会福祉士ならではの相談援助活動を展開
地域の人々の生活と権利を擁護するため各都道府県『ぱあとなあ』と連携し成年後見制度の利用に関する相談や後見人候補者の紹介および受任を行っています。
国際的な活動
世界のソーシャルワーカーと連携
本会は国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)に加盟しています。IFSWを通じて諸外国との交流や情報交換を行っています。
社会福祉士としての視野を広げる海外研修・調査
海外の福祉制度等についての調査研究を行う海外研修調査(公益財団法人社会福祉振興・試験センター実施事業)に社会福祉士を推薦しています。
都道府県社会福祉士会活動
各地域で活発な活動を展開
全国47都道府県に社会福祉士会があり、それぞれの地域で研究や研修会の開催など特色ある実践活動を展開しています。
事業
福祉人材の育成に貢献
社会福祉の現場における実習の質を向上させるための研修事業に取り組んでいます。
社会福祉士に関する書籍を出版
資格取得支援から実践支援まで幅広く一貫性のある企画出版を行っています。
出版物を割引販売
本会が編集出版した書籍等を販売しています。都道府県社会福祉士会会員には割引価格で販売しています。
※ご注文は、以下よりお願いします。
https://jacsw-shop.com/
広報
「日本社会福祉士会ニュース」で最新情報を提供
社会福祉士として必要な最新情報や本会の活動についての報告研修情報などを掲載しています。