認定研修ルートの研修単位等について
新しい認定研修ルートによる認定社会福祉士認定研修(以下、「認定研修」という。)の受講は2018年度から、認定申請受付は2019年度から開始します。
認定研修を修了し合わせて次の申請要件を満たすことで認定社会福祉士の認定申請ができるようになります。
- 認定研修を修了していること
- 社会福祉士及び介護福祉士法に定める社会福祉士資格を有すること
- 日本におけるソーシャルワーカーの職能団体で倫理綱領と懲戒の権能を持っている団体の正会員であること(注1)(申請時に日本社会福祉士会会員(注2)もしくは日本医療ソーシャルワーカー協会会員であること)
- 社会福祉士資格取得後、原則として厚生労働省の通知に定める相談援助実務経験が過去10年以内に5年以上あること。このうち、社会福祉士を取得してからの実務経験が複数の分野にまたがる場合、認定を受けようとする分野での経験が2年以上あること。
- 別に例示する実務経験があること
注1)認定後に団体の正会員でなくなると認定社会福祉士は取り消されます。
注2)日本社会福祉士会の正会員に所属する社会福祉士を指します。
認定研修の受講要件は次の6種類があります。
- 日本社会福祉士会の現在の経過措置対象者向けの受講要件
- 日本社会福祉士会の生涯研修制度とリンクした受講要件
- 日本医療ソーシャルワーカー協会の生涯研修制度とリンクした受講要件
- スーパーバイザー登録者向けの受講要件
- 中堅ベテランの実績をもつ社会福祉士向けの受講要件(時限措置)
- 大学院に在籍している社会福祉士向けの受講要件(2020年度~)
認定分野について
(1)認定申請分野と分野専門研修
認定研修の受講要件となる分野専門研修単位は、認定申請する分野の研修が対象となります。
認定申請する分野以外の分野専門研修は受講に必要な単位となりません。
(2)初回の認定申請分野
初回認定申請時に複数分野の認定申請はできません。