「認定社会福祉士」「認定上級社会福祉士」を取得するには
「認定社会福祉士」を取得するには次の要件を満たすことが必要です。
- 社会福祉士及び介護福祉士法に定める社会福祉士資格を有すること。
- 日本におけるソーシャルワーカーの職能団体で倫理綱領と懲戒の権能を持っている団体の正会員であること。
- 相談援助実務経験が社会福祉士を取得してから5年以上あり、且つこの間、原則として社会福祉士制度における指定施設および職種に準ずる業務等に従事していること。このうち、社会福祉士を取得してからの実務経験が複数の分野にまたがる場合、認定を受ける分野での経験は2年以上あること。
- 上記、実務経験の期間において、別に示す「必要な経験」があること。
- 次のいずれかの研修を受講していること。
ア 認められた機関での研修(スーパービジョン実績を含む)を受講していること。 イ 認定社会福祉士認証・認定機構が定めた認定社会福祉士認定研修を受講していること。
「認定上級社会福祉士」を取得するには次の要件を満たすことが必要です。
- 社会福祉士及び介護福祉士法に定める社会福祉士資格を有すること
- 日本におけるソーシャルワーカーの職能団体で倫理綱領と懲戒の権能を持っている団体の正会員であること
- 認定社会福祉士の認定をされていること
- 相談援助実務経験が認定社会福祉士を取得してから5年以上あり、且つこの間、原則として社会福祉士制度における指定施設および職種に準ずる業務等に従事していること。
- 上記、実務経験の期間において、別に示す「必要な経験」があること。
- 認められた機関での研修(スーパービジョン実績を含む)を受講していること。
- 定められた実績があること。
- 基準を満たした論文発表または認められた学会における学会発表をしていること。
- 試験に合格すること。
- 認定社会福祉士の分野は、一定の要件を満たすことで、分野を追加して取得することができます。
- 認定社会福祉士及び認定上級社会福祉士の審査は認定社会福祉士認証・認定機構が行います。
- 認証・認定機構の審査に合格し、登録機関に登録することで、認定社会福祉士もしくは認定上級社会福祉士として公表します。登録機関は日本社会福祉士会が担います。